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植物はかけた愛情に応えてくれるもの

NHKのテレビ「プロフェッショナル仕事の流儀」で青森県弘前市の木村秋則氏の「リンゴの木と語り合う男」が放映されました。

木村さんは作物の中でもっとも無農薬栽培が難しいとされていたりんご(年間10回は農薬散布が必要)に挑戦し1日の食費が100円という極貧生活の中、9年間かけて無農薬栽培に成功した方です。

成功の秘訣はりんごの木の状況を自然にもっとも近い状況へなるよう改善したこと、農薬の替わりに数百倍に薄めた食酢を使用し噴霧器散布したこと等もありますが、りんごの木一本一本への愛情、季節、状況に応じた木肌をなでながらの声かけにあったのではないかと思います。

木村氏は番組の中でいくつも薀蓄のある発言をなされていますので紹介します。

「私はりんごを育てているんじゃないんです。りんごを育てるのはりんごの木で私はそのお手伝いをしているだけです」

「私は700本のりんごの木1本1本に必ず声をかけます。『ことしも頑張っていこう』『病害虫に負けないようにしよう』病気の木には『何をしたらいい?』収穫時には『ありがとう』12月には『ごくろうさん。1年間よう頑張ってくれた』」

「植物には、人に勇気を与えてくれる力があるな」

りんごの木は木村さんの自分たちを愛して慈しむ気持ちを感じて、それに応えてりっぱな無農薬なりんごを木村さんにプレゼントしているのではないか、木村さんもりんごの木から勇気や希望をもらっているのではないか。昔から、植物はかけた愛情に応えてくれるものだと聞いていましたが、これは本当のことだと実感した次第です。